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こんにちわ、観光・郷土情報センターです♪ 観光コンシェルジュが実際に訪れた、熊本市にある8つの記念館をシリーズで紹介しています。今回は小泉八雲熊本旧居です。 「耳なし芳一」「雪女」「むじな」などの作者として知られる小泉八雲が、熊本に赴任した際、最初に住んだ住居です。鶴屋百貨店の裏にあります。 小泉八雲の本名をラフカディオ・ハーンといい、1850年ギリシャのレフカダ島で生まれました。1890年(明治23年)に来日し、その翌年1891年(明治24年)にセツ夫人とともに松江から第五高等中学校の教師として来熊しました。旧居の中には、ハーンの日本での軌跡や作品が展示されています。 部屋の一角に、大きな神棚があります。ハーンはこの家を借りる際、特別に注文して神棚を設けました。毎朝この神棚に柏手を打って礼拝したのだそうです。ハーンが熊本で最初に書いた作品は「家庭の祭壇」でした。 西と南に縁側がある八畳の部屋がハーンの書斎です。 夕陽が好きだったハーンは、西向きに机を置きました。近眼だったので机だけは椅子を使いましたが、ほかは日本式で畳の上で過ごしたそうです。 庭の緑も美しく、昔の日本の家の良さを感じることができます。 ハーンは若いときに、英国の学校在学中あやまって左眼を失明し、そのことを気にしていたのか、以後の写真は顔の左面が写らない横顔になっています。 この旧居は、1960年(昭和35年)解体の危機にさらされましたが保存会が結成されました。1968年(昭和43年)熊本市有形文化財になり、平成7年に解体復原されました。 小泉八雲熊本旧居では、ハーンの熊本での生活と歴史について学ぶことができます。熊本市にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。 ※ブログ掲載(写真を含む)に関しては熊本市役所の許可を頂いております。 ◆◆◆ 参観案内 ◆◆◆ ■ 開館時間:午前9時30 ~午後4時30分まで ■ 休館日:月曜(祝祭日の場合は翌日)・年末年始 ■ 入館料:高校生以上 200円・小中学生100円 (熊本市内の小中学生・65歳以上は無料) ■ 所在地:熊本市中央区安政町2-6 ■ TEL:096-354-7842
by stsplaza
| 2013-01-06 18:42
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