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こんにちは。 観光コンシェルジュが実際に訪れた、熊本市にある8つの記念館をシリーズでご紹介しています。 今回は水前寺成趣園と、熊本洋学校教師ジェーンズ邸から徒歩約10分の場所にある後藤是山記念館です。 白壁と瓦屋根が特徴の資料館と、後藤是山の旧居「淡成居(たんせいきょ)」を見学することができます。 館内の様子です。 訪れた日には季節の特別展・俳句集「東火」の表紙絵の原画が公開中でした。 (手前のショーケース) 後藤是山(ぜざん/本名・裕太郎)は、 明治19(1886)年大分県生まれの新聞記者、俳人、郷土史家です。 明治42年九州日日新聞(現在の熊本日日新聞の前身)に入社し、東京の国民新聞社へ留学後は主に熊本日日新聞の文芸欄の編集に携わりました。 是山の詠んだ短歌に鉄幹の朱筆が入った手紙、与謝野晶子の肉筆短歌などもあり興味深かったです。(字が美しくて絵画のようでした) また担当した文芸欄で与謝野晶子を短歌の選考委員に起用するなど、東京で知り合った著名な俳人・歌人・画家達を紙面に登場させ、自身の華々しい人脈を地元熊本のために存分に活かしました。 郷土史家としても活躍した是山は、熊本と関係の深かった文人墨客の人物・業績などを詳しく調査し、熊本で初めての郷土史「肥後国史」を執筆。 のちに計3人の手を経て完成しました。 昭和54年には俳人の中村汀女さんとともに熊本市の名誉市民にも選ばれています。 記念館から中庭を通って、旧居「淡成居」へ移動します。 この「淡成居」という名前は、同じく東京留学時代に師事し、帰熊後も親交が深かった 徳富蘇峰が付けたもの。「君子との交わりは淡々として水の如し」が信条だった是山らしい名前です。是山の文芸の才能を見出し、道を勧めたのも蘇峰でした。 他にも、まだ無名だった熊本出身の画家堅山南風を世を出すため尽力し、その恩義で南風は是山が主宰した俳句集「東火(とうか)」の表紙絵を稿料なしで書き続けました。 台所や書斎からは、当時の生活が生き生きと感じられます。 庭には蘇峰から贈られた銀杏の苗木が、いまでは大木となってしっかりと立っています。 是山が生前愛用していた椅子です。 ここから庭の銀杏が成長するのを眺めていたんでしょうか。 水前寺にお出かけの際は、ぜひ後藤是山記念館にもお立ち寄りください♪ 尚、ブログ掲載(写真を含む)に関しては熊本市役所の許可を頂いております。 ◆◆◆ 参観案内 ◆◆◆ ■ 開館時間:午前9時30 ~午後4時30分まで ■ 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始 (12/29-1/3) ■ 入館料:高校生以上 200円・小中学生100円 (熊本市内の小中学生・65歳以上は無料) ■ 所在地:〒 862-0950 熊本市中央区水前寺2丁目6-10 ■ TEL:096-382-4061 ■ 駐車場:有(2台程度)
by stsplaza
| 2012-12-30 10:15
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