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こんにちは。 観コンくま子です。 先日、菊陽町の馬場楠地区にある歴史的なかんがい用水路の 「鼻ぐり井手」を見て来ました。 (阿蘇くまもと空港から車で1分、 白川手前の交差点を右折し、 坂道を下ったところにあります) 菊陽町大字曲手から辛川にかけて 展望台を備えた公園として整備され、 現在自由に見学することができます。 牛の鼻輪を通す穴の形に似ていることから付けられました。 馬場楠井手は菊陽町から熊本市の大江渡鹿までの13キロ続く水田用のかんがい用水路で、現在も周辺の水田を潤しています。(元は畑作地域だったそうです) 鼻ぐり井手はその中の特徴的な構造を持った箇所の名称です。 阿蘇に源を発する白川は火山灰の多い土壌で、清正の時代から川底の堆積を いかに取り除くかが大きな課題でした。 岩盤に直径2メートルほどの丸い穴をあけ、せき止める力を使って水流を発生させ、 火山灰を巻き上げながら勢いよく用水を流すというもの。 写真の穴に溜まった水も音を立てて渦を巻いていました。 当日偶然いらっしゃったボランティアのガイドさんのお話によると、 今年11月の第三日曜日には水をせき止めて、井手に下りて内部を見学する イベントが行われるそうです。 普段は公園の案内板にある連絡先にお電話すると、お話を聞くことができます。 研究機関が改めて調べても、この構造は岩盤の間隔も穴の大きさも計算されていて、 400年前に作られたとは思えないということでした。 鼻ぐり井手については、熊本城に隣接する歴史文化体験施設 「湧々(わくわく)座」でもわかりやすい模型を見ながら楽しく知ることが できますよ♪(^^)v
by stsplaza
| 2012-07-08 13:57
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